ページID: pos2794
大島紬のリサイクル生地からボタンダウンシャツを作りました。試作の段階です。
ADPではSDGsの一環として廃棄される衣類などのアップサイクルを目的としてさまざまな商品の開発をはじめました。いまリサイクル着物を使った商品開発を行っています。こんな素敵な生地が使われずに廃棄されるなんて本当にもったいないと思います。ファッション産業は環境負荷が大きいと指摘され業界ではいろいろな取り組みが進んでいます。よく見かけるのは着なくなった服を回収してるお店がありますが私たちはあの取り組みに少し疑問を抱いています。集めた服を海外に送るのってSDGsなんだろうか。環境省によりサステナブルファッションということでさまざまな取り組みが提案されていますがそこには「売った服を回収して外国に送る」なんて一言もありません。もっとも追求しなければならない取り組みは「最後まで雑巾になるまで着てもらえる服」の開発ではないでしょうか。次に「捨てられる服や生地のリサイクル」です。リサイクル着物の加工はこちらにあたると思います。ファッション産業にプリント加工として関わる会社としてどのようなことをすればよいのかを常に考えて商品の提案を行っていきたいです。来年3月には東京ミズマチで、4月にはサステナブルファッションの展示会で私たちの商品をお見せできる予定です。関心のある方、機会があったら是非見に来てください!