アフターファストファッション
ファッション産業はいま変革のさなかにいます。産業の中心であるファストファッションがもたらす使い捨てのファッション文化は将来の持続可能性を危惧する若者世代にその在り方を疑問視されています。1シーズンで役割を終えるファッションよりも古着店やリサイクルショップを支持する若者が増えているのはその現れではないでしょうか。
私たちADPは作った服をできるだけ長くユーザーに着ていただくことで新しい服の生産を抑制することが本来のサステナブルファッションだと考えています。
そのためのADPの取り組みは、何度も楽しむファッション 作りすぎないファッション 長く着られるファッションというこれからの価値観に基づくものづくりです。流行を追ったその場限りのものではなく愛着を感じて長く楽しめる服作りをプリント工場として追及しています。
それは具体的には、古着リメイク、B反・C反利用の商品開発、残反・廃棄商品利用のリサイクル品開発、オンデマンドプリントによる余剰在庫削減や商品カスタマイズなどです。
バイオマスであればプリント商品を無限に作っていいなどという考えは私たちにはありません。
新たな商品作りを抑制しつつユーザーにはこれまでとはちがったファッションの楽しみ方をプリント工場として提供する。そうした取り組みを続けることで私たちは持続可能なファッションをつくっていきたいと考えています。
株式会社エー・ディー・ピー
代表取締役 三ッ井清明
展示品すべてにカーボンフットプリントを表示
ADPでは本展示会に合わせ展示品すべてのCO₂排出量と水消費量を算出しました。算出した数値は、一般社団法人サステナブル経営推進機構のLCIデータベース「IDEA Ver.3」データを使用し、東京都中小企業振興公社ゼロエミッション経営推進支援事業のサポートを受け作成したものです。
今後は自社開発製品については順次表示するほか、OEMにおいてもお客様のご要望に応じてデータ算出のお手伝いをする予定です。
展示製品紹介
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