リサイクルが困難な使用済み昇華転写紙の問題を「RPF化」で解決します!
弊社を含め、アパレルプリント業界の環境問題への課題として、「昇華プリント済転写紙」の処分の問題がありました。
使用済み昇華転写紙は、昇華プリント用のインクが紙に残っていて、古紙回収できないものであり、誤って古紙回収に混入すると再生紙として利用できなくなってしまうという大きな問題を含んでいました。
今までは産廃業者に回収していただき、マニフェストをいただき適切な方法で焼却処分しておりましたが、今後は産業廃棄物となる使用済み昇華転写紙は、大手製紙工場などで新たに紙を生産する際に石炭代替燃料として活用できるRPFとして活用されるようになります。
※RPF(Refuse derived paper and plastics densified Fuel)
「RPF」とは主に産業系廃棄物のうち、マテリアルリサイクルが困難な古紙及び廃プラスチック類を主原料とした高品位の固形燃料です。
今回の取り組みのきっかけは、使用済み昇華転写紙の問題を、公益財団法人 埼玉県産業振興公社さまに相談したところ、的確なアドバイスをいただき、石坂産業株式会社さまをご紹介いただき、今回のプロジェクトが実現しました。
石坂産業株式会社さまは、埼玉県三芳町に本社をおき、産業廃棄物の再資源化を通じた循環型社会の構築に取り組むとともに、地域に根ざした環境教育活動にも力を入れておられる企業です。
このように弊社の長年懸案事項であった経営課題をサーキュラーエコノミーの実現に貢献することでまた一つ解決していくことができました。
自社ブランドを価値を高めたいお客様や環境に配慮するプリント工場をお探しのお客様は、ぜひ一度弊社にお問い合わせください。
・石坂産業株式会社
https://ishizaka-group.co.jp/
・公益財団法人 埼玉県産業振興公社
https://www.saitama-j.or.jp/
5/17(水)繊研新聞にも記事として取り上げていただきました。
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