水性ラバー

黒Tに白インクをビシッと出します。

お客さんと打ち合わせしていてよくあるのが、ラバーインク=油性と思っている方が意外と多いことです。ADPではプリントのほぼ9割で水性インクを使っています。一部のナイロン、ポリエステルのシャカシャカ生地以外はすべて水性インクです。水性インクはいろいろな表現が可能でラバープリントももちろん写真のようにビシッと白の表現ができます。お客様からの指定がない場合は工場長のほうでベストのインクチョイスで生地やデザインに合った仕上がりにします。写真では蛍光インクも使っていますが地色の影響を受けることなく鮮やかに発色しています。このようにはっきりと色を出すことでよくプリント面がガビガビになってしまっている商品を見ることがありますが、インクを重ね刷りしている割にソフトな風合いに仕上がっています。プリントは職人が手作業で仕上げていきます。そのため同じデータであればどのプリント工場でも同じに仕上がるわけではありません。仕上がりの出来栄えはは職人の腕に左右されます。ADPではキャリア3年未満の素人はスキージーを触ることも許されません。本物のプロが仕上げるプリントを是非一度手に取ってみてください。

白や蛍光色がきっちり発色しています。刷り回数をケチってうっすら地色の黒が出てしまっているプリントをよく見かけます。白をビシッと出そうとして刷り重ねると今度は細いヌキ表現がつぶれてしまいます。シンプルなデザインですが素人職人とADPの職人では仕上がりにはっきりとした差が出ます。たとえお客さんが一般の方でこうしたことがわからない人でもいっさい手抜きなしです。

毛抜き合わせはコンマ3ミリの精度です。版ずれして下地が見えてしまうようなことは1,000枚刷ってもありません。左のアールもカスレやにじみはありません。ルーペで検品しても大丈夫です。