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漢字を和紙で表現したTシャツを開発中です。
「和紙をTシャツにプリント」いまADPで取り組んでいる新しい商品です。和紙プリントについては過去にいくつか納品実績がありますが、今回は一般の方向けに好きな漢字一文字をでっかくTシャツの背中にプリントするというものです。このような商品はおそらくどこのプリント屋さんもやっていないと思います。手間がかかって作るのが大変だからです。こんなのやるなら100枚、1,000枚のプリントをいくつか受注していたほうがいいと普通は考えるのですが、ADPとしてはうちの技術や商品をもっと広く一般の方にも知ってもらいたいという思いもありこれに取り組んでいるわけです。今回は前回とは違う仕様で作ってみました。それの立ち合いに三郷工場に行ってきましたので報告いたします。
工程としては、下記のようになります。
1.Tシャツに糊をプリント→2.和紙をのせる→3.さらにプリント→4.もう一枚のせる→プレス→5.霧吹きで和紙全体を湿らせる→6.不要な部分を手作業でむしり取る→7.水洗い→8.脱落した和紙をコロコロなどできれいに取り除く
これだけの作業になるので確かに大変です。6の工程まで写真撮ってきたのでご覧ください。
![](https://adp3000.com/wp-content/uploads/2021/03/R0000737-680x453.jpg)
漢字「極」のシルク版です。これで職人さんがTシャツにプリントします。
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版にインク(糊)をのっけているところです。
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和紙の準備にかかっています。元々は大き目なので必要なサイズに切り分けます。
![](https://adp3000.com/wp-content/uploads/2021/03/R0000750-680x453.jpg)
工場長の太田さんです。恐そうだけど本当にいい人です。プリント技術は日本一レベルです。実際にこの人を上回る職人の話しを聞いたことがありません。きのうプリントを始めた素人とは別次元の技術を持っています。
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Tシャツにインクをプリントします。
![](https://adp3000.com/wp-content/uploads/2021/03/R0000751-680x453.jpg)
プリントした上に和紙をのせます。手前は職人の遠藤さんです。ADP三郷工場のエースです。きょうは工場長のアシスタント的なことをやっています。
![](https://adp3000.com/wp-content/uploads/2021/03/R0000752-680x453.jpg)
Tシャツの上に和紙が載った状態です。2枚載せてます。前回は3枚でテストしましたが、今回は1枚と2枚でどんな仕上がりになるのかを確認します。
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熱プレス機でプレスします。糊と和紙がTシャツに定着します。
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プレスした状態です。
![](https://adp3000.com/wp-content/uploads/2021/03/R0000830-680x453.jpg)
翌日糊が完全に定着するのを待って、東京の本社へTシャツを移動し、霧吹き後に和紙の不要部分をむしり取っているところです。もちろん手作業です。
![](https://adp3000.com/wp-content/uploads/2021/03/R0000833-680x453.jpg)
結構細かい作業です。
長い記事を読んでいただきありがとうございます。実はこの後の写真をまだ撮影してないので完成品は次回掲載します。ここまで読んでもらったのにすいません。申し訳ないのでなるべく早めにアップします。